バズのブログ

人生楽しく前向きに。読書や育児で日々成長。 妻の癌闘病を機に仕事人間から家族中心に激変。 子育て/読書/絵本/映画/旅行/

育児介護が当たり前になるための、3つのアイデア

中年サラリーマンとして、もっとこうなれば育児や、介護にもっと取り組みやすい環境になるのなと思ったことをまとめておく。


特に育児に強い情熱があったわけでなく、妻の病気で半ば強制的に、育児中心になった。むしろ、世間的には仕事人間という部類に入るタイプだったと思う。


そんな僕が実際、経験してみて思ったことで、当然自分の都合の良いポジショントークであるが、少しでも育児とか介護がやりやすい世の中になれば良いとおもう。

 

①育児介護はプラス評価


最近は、育休制度とかも充実してきているし、父親の育児休暇も奨励されるようになってきていると思う。

 

育児休暇を取得してマイナスの評価には出来ない空気だが、それだけだと不十分で、育休をとった人はプラス評価とすべきだ。休暇を取得している間に他の人が成果を上げ、評価されていくのを黙って見ておくしかない。仕事人間からすると、キャリアの断絶にも繋がり耐えれないはずだ。


育児で身につくことは、仕事に取り組むうえで役に立つ。いろんな仕事を同時にこなすマルチタスクタイムマネジメント、あるいは、怒りをコントロールするアンガーマネジメント。コミュニケーションスキルやリーダーシップも学べるだろう。まさに、企業が研修でとりいれるべき内容とも言える。介護にしても様々なことが学べる。


もっというと、経営幹部に育児、介護経験者の登用をマストにしてもいいくらいだ。女性管理職だとかも数値目標が定められる会社もあるが、それと同じような形だ。現状、古い世代のおじさん達は育児の経験もなく、肌感覚として、育児、介護の大変さとかも分からないだろうし、男性は仕事一筋という価値観を持っている人も少なからずいるはずだ。


育児介護をプラス評価することで、ブランドイメージもあがるだろうし、採用やマーケティングにも活かせるかもしれない。

 


②育児介護検定の導入


正直、育児や介護は、わからないことだらけだ。例えば育児では、オムツをどう替えるか、沐浴はとか、食事は、というようなことだけでなく、どのくらい夜泣きするか、泣いたらどうするか、予防接種とか、検診どうするか、とか、キリがない。


そういうことが、全くわからないと育児にどう関わってよいか、そもそも分からない。女性であれば情報も入ってきやすいし、産婦人科でも色々教えてくれることもあるだろう。男性はその類の情報は少なく、知り合いからの情報も限られている。


検定というカタチで、必要最低限の知識とかを学べるようにして、初級、上級とか、あってもいいかもしれない。


検定とするポイントは、本人だけでなく、それ以外の人も受けることができるようにする点だ。極端かもしれないが、例えば昇進するための必要資格としてもいい。


なぜ育児休暇とかが取得しにくいこというと、育児とかに無理解な上司とか、同僚の存在だ。子育ての何が大変かとか理解が進むと、みんなで協力しようという空気が生まれるのではないか。

 

 

③自分休暇の推進


子育てをしていると、平日も休日も関係ない。好きな映画を見る時間もなければ、買い物とかに行く時間も限られる。運動したりすることもできない。


子育てはストレスがかかる。夜泣きしたり、理不尽に怒ったり、言うこと聞かなかったり。思うようにいかない事だらけだ。子供の笑顔が見れていいじゃないか、とかいう意見もあるだろうが、それは別問題だ。少しでも自分の時間を持てるとだいぶ違ってくるはずだ。


だが、自分の時間を持とうとすると結構ハードルが高い。特に働いていると、仕事が終わって育児、休日も育児と自分の時間はまるでない。かといって、休日だけ誰かに預けたりすることも難しいし、何より、後ろめたさ、がある。


子供を、ほったらかして、自分だけ遊んでいる罪悪感があるし、リラックスはできないだろう。


そうすると、考えられるのは、仕事がある日に、子育てのためでなく、自分のために休む制度だ。子供は保育園なり幼稚園なりにいっているのであれば、自分の時間ができる。うしろめたさも、少なくなるはずだ。

 

 

以上3つが、中年サラリーマンが、育児と介護を経験して思ったことだ。少しでも、みんなが前向きに育児や介護に関われる世の中になれば良いと思う。